ぷにぷに日和

半引きこもりグラフィックデザイナーのアマゾン&ガジェオタブログ

サ・ヴァ♡2

サバ・アレルギー&中毒


サバ・アレルギーでサバが食べられない。昔、サバであたったから、サバを食べて蕁麻疹がでたから、それ以来まったく食べていないという人が沢山います。
ところが、実際にこれらの人を検査してみると、“サバにアレルギーはない”という結果がほとんどで、本当のサバ・アレルギーはほんの数%だそうです。

では、“自称サバ・アレルギー”のひとたちは、どうしてサバで蕁麻疹がでたのでしょう?
理由は二つあります。
そのひとつは、サバに含まれるヒスチジンというアミノ酸が関係しており、サバ中毒の大部分はこの理由です。
サバの中のヒスチジンは、細菌がもつ酵素の作用でヒスタミンに変わります。ヒスタミンは人の体内に入ると、発赤・発疹・吐き気・めまい・動悸といったアレルギーのような症状を引き起こすのです。これはヒスタミンが当然もっている薬理作用ですから、アレルギー反応ではなく、ヒスタミン中毒ということになります。
少量のヒスタミンは体内で分解されますので、食べた人が健康体であれば大事に至りません。また、鮮度の良いサバでは、ヒスタミンの量が少なくやはり問題になりません。
体調が悪いときや、ヒスタミンが多い鮮度落ちのサバでは、中毒症状が出やすいわけです。
とくに冷蔵輸送が発達していなかった一昔前に、サバであたったひとたちは、鮮度落ちによるヒスタミン中毒が多かったのでしょう。

ヒスチジン→(酵素で転換)→ヒスタミン・・・中毒:アレルギーのような症状のもと

サバにあたるもうひとつの原因は、アニサキス・アレルギーです。“自称サバ・アレルギー”のひとを検査すると、4人に1人はアニサキス・アレルギーであったという報告があります。
アニサキスとは、サバなど魚介類につく寄生虫の一種です。
調理したサバにたまたまアニサキスが寄生していて、食べた人がアレルギー症状を起こすわけです。なお、死んだアニサキスの欠片だけでも、アレルギー反応はおこります。
加熱調理である程度アレルギー発症を抑えることは出来ますが、加熱食品や冷凍食品でもアレルギーを起こすことがあるので注意が必要です。

アニサキス症”
アニサキス・アレルギーに関連しますが、新鮮な魚介類では“アニサキス症”に注意が必要です。
新鮮な〆サバや刺身を食べたひとで、心筋梗塞や胃痙攣と間違えるくらいに激烈な胃痛を訴えることがあります。アニサキスは塩や酢くらいでは死なないので、生きたアニサキスが胃壁の粘膜に潜り込んだためです。医療機関で、内視鏡を使い胃壁のアニサキスを取り除くと、痛みは嘘のように治まります。
実際に、内視鏡で患部をみると、胃粘膜に頭部を突っ込み元気に泳ぐアニサキスの姿が、まるで踊る絹糸のように見えるそうです。
アニサキスは、サバ・イワシスルメイカなどに多く寄生しますので、これらの魚介類の生食は特に注意しましょう。


しつこいようだけど、検索したら、こんな記事だらけだったので…

じゃあ、あたしサバアレルギーじゃないのかもね…

でも、人より過剰反応してしまうから(体調が悪かったにしても)

食べないほうが無難よね…

勉強になりました。とりあえず、私は食べません。


っていうか、最後の記事の方の「アニサキス」って虫?

見たことあるよ。

刺身のツマ?(大根の細切りみたいなの)に混じって、真っ白い何かが蠢いてた。

ほんと、ほっそいから危うく気がつかないよ。じーっと何故か見てたから

気付いたくらいだもん。


いやあぁぁぁ( ´^ิ益^ิ`)))))))ガクガク!!!!!!





みなさん、古いサバと、虫には気をつけてね♪