お注射しました。
インフルエンザの。
急に決まりました。母親が予約してたんだけど、体調がよくないので
キャンセルしようか悩んでいたから。(誰が行ってもいいんだね。)
妹と二人で。
妙なハイテンションで口も悪い妹をおかしく思っていたら、
お注射がイヤで、こんなことになっているらしい。
実際、あたしだって喜んでいくわけではない。
優等生だから、そういったことで逃亡したり、ダダをこねたりはしたことないけど
ぶっちゃけ
嫌いです。
ちくぅ~ってするもん。
そんな二人は、これから先に体験する注射のことを忘れようと、
過去にあった「恥ずかしい話」や「いたたまれない話」で盛り上がりながら
空元気で病院に向かった。
ついたら、二人同時に呼び出され、問診のあと、
カーテン向こうの部屋に行けと言われた。
既に看護婦さんが、注射器をセットしているのが見える。
こういう時に、妹とか年下は得だ。
「さあ、どちらから?しますか?」という看護婦さんに
即答で「オネエチャン」と答えていた。
老け顔なんだから、お前が先でもよかろうもん。
ここは、姉の大人っぷりの見せ所。
平静を装いながら台に手をだした。
いやん、もう注射器の針って長いのね♪
目を背けた。
ちくっ。
なんだ痛くないじゃん。
…
じゅうぅ…
どんどん何かが腕の中に押し込まれてるのがわかる。
ワクチンだ。
(いててててて)
けっこう痛い。
でも、子供の時の
先に打ってる仲間の苦痛の表情や、終わった子の「いった~!!!痛いぞ!!」という
恐怖の脅しほど、すごい感じには思えない。
ふふふ、大人になったわね、わたしも。
時間にして、10秒程度。
さあ、次は妹の番だ。
最近反抗期でうっとおしいけど、
さすがにいつもよりも増して無表情(怖くて)で、血の気が引いてる妹を見ると気の毒になってきた。
いやだ~。って顔で腕から顔をそらしてる。
しょうがないから、
妹の前で「はっぱ隊」のような踊りを披露した。
一般の人がいる前でやるのは初めてだ。
ましてや看護婦さん。まあ、注射してるからそんなにこっちも向かないだろうし。
「やった♪やった♪」というかんじで踊りながら
「そんなに痛くないよ」と半分ウソのことをいいながらやってると、
妹もちょっと安心したような顔で注射を打たれた。
結局、ちょっと顔しかめてたけどね。
痛さで気絶とかなかったしね♪いやあ、大人になったもんだよ。
看護婦さんに「まあ、妹思いですねえ」というようなことを言われた。
w(゜o゜)wはっ!!
見られた!?
ま、いいか。
にこやかに「ありがとうございました~」と大人の挨拶を済ませて
病院から出た途端に「びえぇええぇ!!ヨチヨチ( *´д)/(´д`、)アゥゥ」と
本当に泣きはしないものの、心の叫びをあらわにした。
お互いによくやったと褒めあった。
注射は終わった後の方が痛いとか、そういう事を話あった。
帰りは、私の独断と偏見により、親から預った注射代の余りで、
コンビニで「ショコライフ」(ねずみーさんから教えてもらった)
と、それを食べた事に対する対策として、「黒烏龍茶」を買った。
「ご褒美だよね~、がんばったもんね~♡」と言いながら。
いい年ですが、何か?
ついでに、ケロロ軍曹のDVDもレンタルした。
キモいって言うな!!
来年も、絶対予防注射しなきゃだから、気が重いなあ…