ぷにぷに日和

半引きこもりグラフィックデザイナーのアマゾン&ガジェオタブログ

偽善と優しさ

帰り道




子猫が駐車場や道路だらけの中から出てきました。





よちよち歩いて自分の所にすり寄ってくるのがやっとという足取り。





自分の靴のヒモとか舐めてた。お腹すいてるんだね。




とりあえず、道路でよちよちしてると危ないから道路脇の駐車場に抱えて移動。





見たら、たぶんこの子猫のために誰かが落として行ったスナック菓子が少し落ちていた。





あたしは、何も持っていないし…





ここで勝手に餌を与えても、他の人のブログにあったように、勝手に人の敷地で餌を与える迷惑な人間だ。





でも、親猫もいない。





まわりは、駐車場か道路しかない。けっこうクルマも通るし、




こんなちっこい子がフラフラしてたら、夕方は見えないし、駐車するクルマだって気付かないはず。




とりあえず、ダメな事かもしれないけど人が落として行ったスナック菓子を指でつぶして粉っぽくしといた。




子猫はちょっとだけ舐めていた。




自分の家では飼えない。だって、世話できないし。




本当は動物アレルギーだし。





中途半端にミルクを与えたり、一晩だけ家に連れて帰るのが良い事なんだろうか。




でも、このまま放置していても危ない…交通事故が特に。




餌なんて、いざとなればどうにかなるんだろうし。





一度そのままにして、家に帰った。でも、やっぱり心配。





さっき、飲み物のパックにミルクを少し入れて手に持ち、バッグには魚肉ソーセージを入れてさっきの場所へ。





子猫はいなかった。






ホッとした。もう、罪悪感にも悩まされずに済まされるし、事故にあったわけでもなさそうだし。






これって、偽善なのかしらね。






中途半端に心配してみたりして…一度は放置して帰ったし。





飼えないわけだし、その時だけの施し。





でも、やっぱり見に行った。






ある程度育った子猫だったら放っておいたんだけどさ。






歩くのもおぼつかないしさ。猫が済めるような場所じゃなかったしさ。親猫いなかったし。






鳴き声すっごい小さいし。夕方だったし。






そんな事考えながら、せっかく外に出たんでコンビニに立ち寄った。






コンビニ帰りに子猫に会ったらいけないから、ミルクを入れたカップは捨てないでおこうと思い、






コンビニ脇の所に一旦置いて店内へ…






帰ってきたら、忘れてた。あー、ゴミまで放置しちゃった…






ごめんなさい、コンビニの人。