ぷにぷに日和

半引きこもりグラフィックデザイナーのアマゾン&ガジェオタブログ

あとからくる

買物をしました。




ウインドーショッピングってやつ?フラフラとさまよって、新しく出来た店に入りました。





買いたい物ははじめから決まっていました。





なんだか、首に巻くものが欲しかった。ストール?マフラー?スカーフ?





「モンゴルにいそうな顔してるよね」という評価に大半の人が同意するのほどのさっぱり顔の私。





でも、いいの、小物でオシャレに秋を過ごしたいの。





って感じで、おおよそ、「首に巻くもの」オンリーで探していました。





そうすると、当然店員さんが寄ってくるんです。





「何かお探しですか?」とか「これなんか、昨日入ったばかりですよー」とかいうキッカケとともに。





ああいうのに、テンション上げて「うふ、そうなんですー。ちょっとストールが欲しくってぇー」って





ノリノリな客を演じる時もあれば、面倒くさいので「どうぞ、お鏡で合わせてみてくださーい」っていう





店員さんに「はーい」とだけ答えてあとは人を寄せ付けないオーラを出しながら一人で物色する日もあります。





でもさあ、基本的にノリはいい方っていうか、やればできるんだけど、人見知りでもあるし、だいたいが客なわけで





気を使ってる自分がばからしく思えてくる時もあるのです。その日は仕事帰りにフラフラしながら寄ったので、





正直一人で買物したい。めんどくさい。疲れてる。…って思いだしたら、すっごいテンション上げきれないんです。





そういう時ってあたし腹式呼吸ができなくなるっていうか、声が小さくなってるみたい。





お似合いですよー、とか、お仕事帰りなんですかー?とか言われても





「ははは…」とか「ええまあ」とかおとなしくなるわけです。





今回はたまたまイケメン店員でした。たぶんチヤホヤされる人生なんでしょうね。





たとえ客相手であっても、オンナ相手だったら、客がテンション急上昇で、「きゃっきゃ♪」言ってくれるんでしょうね。





自分で言ってましたもん。「要潤とウエンツに似てるってお客様に言われます」ってさ。確かに似てるねー。





イケメン好きー。かっこいー。でも、そんな事聞いてねー。




そんな話の流れじゃないのに自己申告ー。すげー。まあいいけど。





そんなに、きゃっきゃ言われたいならと、そんな自己申告の後は質問してみたり、




きゃっきゃしてあげました。




でも、既に体力は限界だし、それまでのローテンションがダメだったんでしょうね。





またしてもそんな話になってないのにいきなり




「お姉さんってぇー(ちょっとオカマっぽい)、なんかいつも本読んでそう。





一日一冊は読んでます!て感じ。で、休日とか外に出なさそうですねー。真面目!って感じ。」





急な話の展開に、「そうですかー?確かにおとなしそうには見られますけどー。あはは」って答えたけどさあ。






その後、「オレなんか、いつも遊んで見られて困っちゃいますよー。」っていうから






「あははー、そっちの方がいいですよー。」とかフォローまでしてしまったけども。






なんか、ケンカ売ってんの?って気づいたのは家に帰ってから。





いやあ、まあいい意味じゃないなとは思ってたけどさあ。




あの状況等から判断したら、絶対馬鹿にしてんでしょ。





おおげさにいえば「このイケメンのオレ様が接客してやってんのに、何?そのテンションの低さ。





おめーみたいな地味な女がどんな物首に巻いても家から出ないんじゃ意味ねえんだよ!!」とか思ってそうじゃない?







まあ、大げさだけども。ちょっとは思ってそう。何で買ってやってんのに、イヤミ言われるんだよ!







あー、二度と行かねえ。あんな店。







そんな怒りを覚えたのは、そんな事言われてからだいぶ経ち、家族に報告したら、







「ああ、それは絶対タイプだとは思われてないね。ちょっと馬鹿にされてるね」と客観的な評価をしてもらってからでした。








あたしって、鈍感なので、あとから気づくんですよねー。そういうのに。で、後からカチーンとくる。






で、ムキー!って一人で怒る。その当時に気づいていれば、イヤミのひとつも返してやれたのに…





不戦敗…






鈍いのかしら…




馬鹿なのかしら…