思えば高校生の頃に風邪を引いてから咳がとまらず。
周りが引くくらいの咳で、私だけ特別に堂々と飴を舐めるのを許可されるくらい酷い咳をしていた。(あまりにも酷く、多分心配なのもあるが不快だし、授業の妨げになるからだろう。まわりのクラスメイトが先生に直談判して許可をもらった。)
大学生〜20代前半くらいまでは奇跡的に出なかった。
でもそのかわりに風邪でノドを痛めると、声が全く出なくなって電話の時に困った。
かすかにひゅー、ひゅー。と息が漏れるくらいで全く電話の相手に聞こえる音を発する事ができないくらいだった。
それ以降は、年がら年中咳が出て。
吐いてしまうほどになってしまい。思えば何軒もの呼吸器科、内科、耳鼻科、アレルギー科などセカンドオピニオンしまくった。
その殆どに原因ははっきり分からないと言われ。咳止めを処方されるだけ。
様子を見てくださいと言われるだけ。
一軒喘息だと言った医者がいた。すごくわかりにくいけど、喘息だと。
そこでは吸入や飲み薬を処方されて、少しよくなった気がした。
でも遠くに引っ越してからまた病院難民になった。
引っ越し先でもやはり夜も眠れないほどの咳になり、一度喘息だと診断されたと伝えて喘息寄りの処方はされるものの、完治はしない。
というか、喘息だとは言い切れないらしくどの医者も断言はしないのだった。
確かに発作という感じでもないし、割と年中咳している。そして、少し持病の「ハウスダスト」「ブタクサ」が活発な時期に悪化している節もある気がする。
そして、極端にストレスを感じると一気に悪化する節もある。
そういった事から総合的に、「アレルギーでもあるし、ストレスも引き金になるし、喘息ぽい気もある」という曖昧な診断で今は落ち着いている。
まあ、そりゃあなんでも一刀両断に病名がこれ!って決まるわけでもなくて。
世の中曖昧なもので溢れているからしょうがないかもしれないけど。
完璧な診断が下りないと治療のやりようもなく。完治はしないんだと、将来もこのまま咳がとまらないのかとうんざりする。
今はこれをレギュラーメンバー+吸入で抑えている。
あとは何種類もの朝や夜に飲む、悪化がピークに達して病院に処方される一時的なお薬が何種類も。
会社でこのレギュラーメンバーを飲んでるだけでも、薬中毒だと冗談めかして同僚に言われる。私はもう慣れてしまったけど、はたから見たら異常な薬の量なんだろうな。
私だって飲みたくはない。「薬なんて飲み慣れてないから、粉薬なんて絶対飲めない」とか言ってみたい。
でもそんな事も言ってられないくらいしんどくて日常生活が送れなくなってしまうからしょうがない。
関係ないけど、私はまだコロナには掛かっていない。多分。
これだけ普段からしんどいのに、コロナなんてかかったら死んでしまう、もしくは後遺症の咳もひどいに違いないから、ずっと自粛生活&予防生活だった。
予防したってかかってしまう(もしくは既にかかった事があるのかもしれない)けど。
これ以上しんどい生活にはなりたくない。
コロナになった同僚は、私と違って全く咳の持病などなかったのに、後遺症か、私と同じ様な酷い咳を時々するようになった。
それもかわいそうだ。あれこそ、治療薬、後遺症の治療なんて確立してないわけだし。
そんなわけで、まだしばらくはマスクをつける日々が私だけは続きそう。
オチはないけどとにかく原因が何件回ってもわからない事もある。
健康って大事。って事。おしまい。